【読書記録】思考の整理学
書籍情報
| タイトル | 思考の整理学 |
|---|---|
| 著者 | 外山 滋比古 |
| 出版社 | ちくま文庫 |
| 発行日 | 1986/4/24 |
読書記録
感想
この本は1〜2週間ほどかけて読み終えた。 この本を読んでいる期間、自分のメンタル面が不安定だったり、さまざまな悩みを抱えていた。 不思議なことに、この本を開くとピンポイントで自分の抱えているものを解消する話題が書かれていた。 自分がそう解釈しただけかもしれないが、非常に示唆に富む良い書籍だったと感じている。 僕自身の理解力が足りない部分もありこの書籍の内容を全て解釈することはできていない。 また、表面的な文字面だけを単に覚えているだけの部分もある。 本書でも述べられていた「見つめる鍋はにえない」に照らし合わせ今は表面的な記憶としてとどめておく、そして自然に発酵するのを待とうと思う。 それが必要になった時にまた本書を読み返すことができれば良いだけのことだ。
メモ
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グライダー 現在までの学校教育で育つ人材はグライダー型の人間であり、飛行機型の人間は育ちにくいという。 グライダー型というのは先生と教科書から受動的に学ぶ人であり、飛行機型の人間というのは自分で物事を発明・発見する人材である。 この二つは完全に排他的なものではなく一人の人間の中に両立している概念である。飛行機の能力にグライダー的な能力は必要であるがそれだけでは不十分。 飛行機能力は新しい文化の創造には不可欠である。コンピュータやAI技術は強力なグライダー的な能力を搭載した計算機である。その中で、単なるグライダー人間のままでいればコンピュータに席を奪われる。 グライダー兼飛行機人間になることが重要であり、本書ではそのためのヒントが記される。
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発酵・寝かせる この部分は以前読んだ書籍「アイデアの作り方」と大きく通ずる部分があるように感じた。 一言でまとめると、良いアイデアを得るためにはしばらく放っておくことが必要であり、来たるべき時が来ればそれは自ずと頭に浮かぶ、ということであると解釈した。 人間には意志の力ではどうにもならないことがあるらしい。それを時間が無意識のちょうどいいところに置いてくれる。 見つめる鍋は煮えない。何かを煮詰める時に鍋をなん度も開けて確認するようでは一向に煮詰まることはない寝かせることが大切。
メモを整理次第追記予定。